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低血圧と貧血

低血圧の辛い症状といえば、朝の倦怠感や、女性であれば冷え性やむくみを挙げる人も多いでしょう。

他にも、めまいや立ちくらみが挙げられますが、これらの症状は、貧血の症状と同じであるため、意外にも低血圧と自覚されていることが少なくないものです。

めまいや立ちくらみがすると思って、意識して鉄分を摂取しているのに、なかなか症状が改善されない場合は、低血圧を疑います。

低血圧によるめまいや立ちくらみは、血液を送り出す筋力が弱いために、一時的に脳にめぐる血液が不足しておこるものです。
一方、貧血によるめまいや立ちくらみは、血液中の酸素が不足するためにおこるものです。

したがって、低血圧と貧血のめまいや立ちくらみの症状は似ていますが、全く異なるものです。
貧血は、血液検査をすればすぐに分かりますから、めまいや立ちくらみが頻繁に起こる場合は病院で検査をしてもらうと良いでしょう。

低血圧と脳貧血

低血圧によるめまいや立ちくらみは、脳貧血と呼ばれることがあります。
脳貧血といえども、低血圧によって引き起こされるものなので、通常の貧血とは全くの別物です。

脳貧血とは、血圧が低いために一時的に脳の血量が不足して、めまいや立ちくらみを起すことです。
人によっては、目の前が真っ暗になり、フラフラすることもあります。

脳貧血は、特に、しゃがんでいて立ち上がった瞬間などに起こりやすいため、一過性の起立性低血圧の症状として挙げられることが多いようです。

貧血は、鉄分を補給しないと改善することはできませんが、脳貧血は、しばらく横になり、脳に血液をめぐらせてあげれば元の状態に戻ります。

脳貧血と足の筋力

一過性の起立性低血圧の症状である脳貧血を予防するためには、足の筋力を鍛えることが効果的だといわれています。

なぜなら、低血圧は、もともと血液を送り出すポンプの力が弱い状態のことです。
特に下半身は、重力の影響を受けるので、足の筋力が弱いと、余分な血液が足にたまりやすくなり、脳までに血液が回らなくなってしまうからなのです。

ウォーキングなどの軽い運動をする習慣をつけたりすると良いといわれています。
しかし、中には体を動かすことさえ億劫な重度の低血圧の人もいますし、忙しくて運動をする時間がない人もいるでしょう。
そのような場合は、弾性ストッキングを着用しても同じ効果を得ることができます。


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