低血圧の人は、起立時にふらつきを覚えたり、午前中いっぱい続く倦怠感とうまく付き合わなければならなかったり、病院に行くほどではないけれども不快な症状に悩まされるものです。
数ある低血圧の中の不快な症状の中でも、頭痛に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
この低血圧による頭痛、低血圧が原因不明であるように、低血圧の人は頭痛持ちになりやすい、という以外、詳しいメカニズムは今のところ解明されていません。
一応それらしい理由としては、脳への血流量が少ないため、それを補うかのように脳の血管が拡張して痛みが生じる、といわれていますが、推測に過ぎないようです。
他にも、低血圧の人は血流が悪いために肩凝りになり、それが引き金となって頭痛まで引き起こされる、という考えもあります。
低血圧による倦怠感はほとんど午前中いっぱいで和らぐのと同様に、頭痛の場合も午後には改善することがほとんどです。
頭痛と一言に言っても、その痛みは様々です。ギューッと締め付けられるように痛かったり、目の奥がえぐられるように痛かったり、打ち付けられるように痛かったり。
痛みのバリエーションも様々ですが、痛む箇所も、頭の後ろであったり、こめかみや額にかけて痛むこともあります。
低血圧が原因で起こる頭痛の特徴としてよく言われているのが、二日酔いの時のような頭痛、ズキンズキンという痛み、ズンズンと重みのある痛み、ということです。
どの痛みの場合でも、低血圧が原因の頭痛は、もともと血流が悪いために起こるものなので頭痛薬はあまり効き目がありません。
低血圧による頭痛は、薬の助けを借りずに、生活習慣を見直すなどして、まずは低血圧を改善することが大切でしょう。
日常的に頭痛に悩まされている人は“頭痛持ち”と言われ、日本人の実に3分の1にも及びます。
原因は人によって様々で、多くはストレスが影響しているようですが、低血圧の人には、頭痛持ちが多いと言われています。
それもそのはず、低血圧の場合は、脳への血流を良くするために、血管が拡張し、そのために痛みが生じるからです。
頭痛持ちの人は、日常的に頭痛とうまく付き合っていかなくてはならないため、自分にあった対処法を心得ているものですが、低血圧が原因ではなかなか太刀打ちできません。
しかし、低血圧以外の要因で頭痛が引き起こされないように心がけたり、血管が拡張しすぎるのを防ぐ効果のあるお茶やコーヒーなどのカフェインを摂取すると、症状が和らぐこともあるようです。